久しぶりにバスに乗ったら、後ろの座席に座っていたお二人が、

ずっと他人の悪口を言っているのが聞こえてきた。

私の周りには、まずいないタイプの人たちである。

そしてそのことを本当に幸せなことだと感謝しながら、お二人を気の毒に

思った。

おそらく今日一日、もしかしたらあれだけのことを言っているので、

しばらくの間、何ともいえない不快感に襲われるだろう。

悪口を言われている張本人は、とりあえず知らないので何とも

思わないが、言った方は後味が悪く、すっきりしなかったり、自己嫌悪に

陥ったりするものである。


人は「話」で幸せににも、不幸にもなる。

どうせなら幸せになるような話をしたいと思っているが、それは自分を

誉めることに尽きると思う。

特に辛い時、悲しい時は鏡を見て

「あなたは本当によくがんばった、えらい」と

自分をうんと誉めてあげることは、人生のどんな荒波もくぐりぬける程の

力を発揮する。


しかし、実はもっとすごい力を持つ究極の言葉がある。

それは人を誉める言葉だ。

人を誉めることによって、さらに自分にもその言葉が返って来るため、

極限の幸福感が相乗効果で得られるから最強だ。