たいへんな時代になったと思う。

中国産だけでなく、国産でも問題の多い食品が浮上している。

また、いろいろな物が値上がっているが、品薄の商品も出てきている。

私のパン教室関連でもバター、チーズ、牛乳、粉類、ナッツ、フルーツと

値上がりは昨年から頻繁に実施されてきたが、商品の品薄には困った。

特に小麦粉とバターの品薄は深刻だ。

歴史は繰り返すというが、まさにオイルショックのような時が

来たようだ。

考えてみれば今までは小麦粉もバターも使い放題だった。

特にテスト練習では悔いの残らないよう期間の許す限り、

焼き続けてたので消費に困って処分するパンもあったほどだ。

しかし今は違う。

一つ一つ貴重であるので真心を込めて、ていねいに作り上げては

残すことなく感謝していただいている。



消費者側は物があって当たり前の今の時代に慣れてしまい、物を大切に

する謙虚さを忘れてきている。

供給側は「売れる商品」「利益が出る商品」ということに重点を

置き、品質や安全性をおろそかにしている。

自然の流れがこれではいけないのだと、このまま進んではもっと大変な

事態になるのだということを、私たちに警告しているのだと思う。



今回、もう一度原点に帰って生き方を見直すいいチャンスになった。

何が必要で、何が不要なのか。

何が大切で、何が無駄なのかをきちっと把握することからスタートだ。