以下は浜松医科大学の高田明和名誉教授の考え方である。
(関西トップセミナー 「先手を取る2007」より引用)

私が紹介するとニュアンスが変わってくる可能性があるので、

該当する部分をそのままご紹介したい。



「忙しさはストレスの原因にはならない」

では、ストレスの実体は何か。このことを知ることは非常に大事です。

米国で、会社の合併の際に役員の誰が、ストレスでどのような病気に

なるのかについて克明な調査が行われたことがあります。

すると、人間というのは忙しさをストレスとは感じていないことが

わかりました。日本の経営者も同様で、ほとんどの方がむしろ、忙しい

ということを楽しんでいる傾向さえあります。

 では、いったい何がストレスになるのか。いろいろな実験の結果、

わかってきたことがあります。すなわち何か事が起きたときに、先の

見通しが立つ、もしくは対策が見つかれば私たちにとってストレスには

ならないけれども、先がどうなるかわからないときには、わたしたちの

心と体を傷つけるようなストレスになるということなのです。

 そういえば最近、やってみなければわからないということが多く

なったと思いませんか。例えば、昔なら学校で一生懸命勉強して、

いい大学に入っていい会社に入れば、そのうち係長、課長、部長となって

だんだん給料も上がり、結婚して子どもができ、晩年は孫と暮らす、

というような予想がつきました。

 しかし今や、ほとんどのことが、やってみなければわからないという

状態になっているといえないでしょうか。つまり、現代では非常に

多くの人が、そういう状態からくるストレスによって心と体を痛め、

その結果、先ほどいったような生活習慣病を作っているといえるわけです。


これを見てどうお考えになるか、コメントくださるとうれしい。
(YES、NOだけでもありがたいです)