「編みパン」















今日のパンの出来栄えのすばらしさに感動してしまった。

メニューはヨーグルトブレッドとグラハムブレッド、そして特別講習で

ハートの編みパンを作った。

このハートの編みパンが8人ともすばらしい出来栄えなのだ。


以前はJHBSの教師資格取得認定試験に、このような編みパンが組み

込まれていた。

編みパンは編む以前に生地を均等の太さと長さに伸ばすことが

要求される。

これが意外と難しく、何回練習してもなかなかコツがつかめない。

しかし今日の生徒さんたちは一回の講習で、10本の生地を見事に伸ばし

編むコツを身に付けてくださった。

こういう方達を「暗黙知」が優れている、というらしい。

「暗黙知」とはブタペスト出身でオックスフォード大学教授の

マイケル・ポランニーが言った言葉で、一言で言えば言葉で伝えられない

知識や技術を習得する力のことだそうだ。

熟練技や技能や技術などはマニュアルに文書化できない。

この言葉で伝えられない知識や技術をどうやって習得するかというと、

盗むしかないのだ。

技を目で盗んで真似てみるしかない。

私はこの「暗黙知」を身に付けていただくために、講習ではただ見るの

ではなくどの位の強さで、どの位のスピードで、どの位の距離感で

手を動かしているのかを感じとってもらいたいと言っている。

そしてチャンスがあれば「良い例」と「悪い例」をお見せするように

している。

この「暗黙知」が優れるとさらに人生の幅が広がって

楽しいことがたくさん起こりそうだ。