人にはいろいろな能力があると思う。

しかし「鈍感力」というのがあるのは初めて知った。

渡辺淳一さんの新刊の題名で、たまたまネットを見ていたら出合った。

そしてこの題名に惹かれ本を買い求め読んでみた。


私は今まで風邪をひいたり、ケガをしたりでパン教室を休んだことは

ない。そういうのはほっておけば自然に治ると思っているので、

薬を飲んだりすることもない。

これはひとえに免疫力が人より高いからだと思っていた。

しかし今回の小麦アレルギーの件で、逆に免疫力が人の三分の一しか

ないことがわかった。

その途端に急に虚弱体質になってしまった。

つまりいろいろなことに過敏になってしまったのだ。

昔の人はさすがだ。「病気」とは気が病になることで「病体」・・・

つまり体が病になる事とは違うと教えてくれている。

ガンや生活習慣病もストレスが原因といわれているが、今回このことを

身をもって体験した。

病院に行くことをやめ、薬を飲むことをやめたら急に元気になったから

不思議だ。(注:これは私の場合です)

ところで免疫力が人の三分の一しかないのに、何でこんなに元気で

いられるのだろう、と不思議に思っていた時に出逢ったのが

この「鈍感力」という本である。

私が元気でいられたのは免疫力ではなくて、鈍感力だったのかと納得

したりしている。

おいしいパンを作るためには鈍感では困るのだが、健康な体と心を維持

していくためには、過敏すぎるよりは鈍感なぐらい丁度いいのかも

しれないと思ったりもしている。